刃物の町として有名な岐阜県関市主催の関ロードバイクツーリングに誘われました。
指定されたエイドを周るファンライドです。距離は約90キロでレースではないので気負うことなく参加できますが、10年以上のブランクがあり、90キロ走れるかちょっと不安になりました。
当日、途中棄権するようなことは避けたいと思い、イベント前にイベントのゴール地点まで行くことにしました。(2014年10月12日)
ゴール地点は板取川温泉です。
イベントは90キロですが、イベントのスタート地点まで自宅からロードバイクで行ったので、全走行距離は120キロになりました。
その当時、板取川温泉までは、車で行ったことはありましたが、ロードバイクで行くのは初めてだったため凄く遠く感じました。
正直、走れど走れどゴールの板取川温泉に着かない感じでした。
そして、なんとか無事に到着することが出来ましたが、久しぶりに長い距離を走ったことと、ロングライド用のレーパンを履いていなかったので、途中からお尻が痛くて大変でした。
最初はお尻が痛いという感じでしたが、途中からはお尻なんて上品な表現ではなく、ケツが痛いというような表現がぴったりの痛さです。
そして、到着した時にはフラフラでした。
と言っても、自宅から60キロ走っただけです。
今なら、60キロなんてとても短い距離に感じますが、その時は、10年以上のブランクの大きさを実感させられました。
出来ることなら誰かに車で迎えに来てほしいという感じでした。
でも、迎えに来てくれるような人はいませんので、帰りも頑張って走らなければいけません。
行きは上り基調の道のりですが、帰りはその反面、下り部分が多く、漕がなくても自転車が進む区間が結構ありましたので、サドルからケツを上げ下っていきました。
おかげで、ケツの痛さも段々となくなり、最後は無事に自宅にたどり着くことが出来ました。
そして、本番の関サイクルツーリングのイベントの際は、一度走っておいたおかげで、距離感が掴めていたことなどもあり余裕で走ることが出来、イベントを楽しむことができました。(2014年11月15日)
そして、この経験から、もっと長い距離を走ってみたいという気持ちが湧いてきました。
更にマラソン選手が全力を出し切って、ゴール地点で倒れこんでしまうシーンを思い出しました。
ロードバイクでも全力で走り、もう走れないという状態になるまで走りこんだとしたら、自分は何キロ走れるんだろうかという気持ちが湧いてきました。
よし、長い距離を走って自分の限界を見てみよう!
そんな思いから長い距離 いわゆる ロングライドをしてみようという思いになりました。
長い距離走るにはどこを走ろうかと考えた時に、そうだ!琵琶湖だ!と思いつきました。
琵琶湖一周なら160キロぐらいで、イベント前に120キロ走っているからまずは小手調べとして160キロなら走れるだろうということで挑戦することとしました。
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